YouTube分析の基礎知識!YouTubeアルゴリズムを分かりやすく解説!
動画市場の拡大に伴って、個人の情報発信者はもちろん、企業も消費者とつながるための広報活動やブランディングの一環としてYouTube配信をおこなっております。
しかし、思うようにフォロワーが増えず悩んでいるという相談を多くの運営担当者から頂戴します。
そこでこの記事では、YouTube運用に関するノウハウを分かりやすくまとめてご紹介します。
YouTubeに関するお悩みなど記事にしてほしい内容がございましたらコメントやメールにてお送りいただけたらと思います。
YouTube分析において注目すべきポイントを学ぼう!
1| YouTubeのアルゴリズムって一体なに!?
アルゴリズムとは、「コンピューターなどで、 演算手続きを指示する規則。 算法。」(107, 広辞苑)のことで、一定の規則に基づいた計算方法です。
つまり…
YouTubeは視聴者により多くの動画を閲覧してもらうため、興味がある動画を表示することを重視しています。
そのユーザー一人ひとりの興味関心に合わせて動画を表示するための規則が、YouTubeにおけるアルゴリズムということ になります。
アルゴリズムは一定の規則に沿って計算されるため、計算を行うための数値が必要となります。
「視聴回数」や「表示回数」などはそうした数値の1つのためとても重要な数値になります。
ほかにも、「クリック率」や「総視聴時間数」など、さまざまな数値が存在します。
YouTubeはデータとして取得しているこうした様々な数値を一定の計算規則に当てはめ、その結果に基づいて特定の動画を関連動画に表示させたり、YouTubeのトップページに表示させたりしています。
2| YouTubeでの動画の表示パターンは3種類
YouTubeには、主に3種類のトラフィックがあります。
1.YouTube検索
→YouTube検索はYouTubeの画面上部に配置されている検索窓にキーワードを入力し、検索することで、 入力されたキーワードと関連性のある動画が一覧で表示されます。 YouTube検索は、調べることが決まっている視聴者が主に利用する動画の検索(表示)方法になります。
2.関連動画
→ 関連動画は、動画を視聴中に表示される他の動画の一覧です。ここには現在視聴中の動画と関連性が高い動画が表示されています。
3.トップページ
→トップページは、YouTubeを開いたときに最初に表示されている場所です(視聴者が普段から視聴している類似の動画が並んでいます)
3|YouTube分析で主にチェックすべき「6個のデータ」
Youtubeの分析をするに当たり重要な6つのデータを紹介します。
1.視聴回数:動画が視聴された回数
2.総再生時間:動画が再生されてあ合計の時間数。
3.平均視聴時間:動画が再生された平均時間
4.再生率:動画が平均の割合
5.インプレッション数:YouTube検索、関連動画、トップ画面などで視聴者に対して動画が表示された回数
6.インプレッションクリック率:インプレッションに対してユーザーがクリックした割合
4| YouTubeにて動画が表示される3つの場所/重要項目/特徴
【YouTube検索】
→特徴:視聴者が自ら検索して動画が視聴されているため、最後まで視聴される可能性が高い。
→重要視されるデータ:動画のタイトル、動画概要の文字
【関連動画】
→特徴:再生率はYouTube検索よりも下がりやすいが、視聴回数を大幅に増加させるきっかけにもなる
→重要視されるデータ:タグ
【ブラウジング機能】
→特徴:視聴者が何も行動を起こさなくてもYouTubeが視聴者におすすめの動画を紹介してくれる機能
→重要視されるデータ:ユーザーの視聴傾向
5|まとめ
- アルゴリズムとは一定の規則に基づいた計算方法である
→その計算式により視聴者に表示される動画が決定する
- チェックすべき6つのデータ
→視聴回数/総再生時間/平均視聴時間/再生率/インプレッション数/インプレッションクリック率
- YouTubeでの動画の表示パターンは3種類
→YouTube検索/関連動画/ブラウジング機能